2000年12月20日付「しんぶん赤旗」に掲載

朝鮮総連指導部と日本共産党三役が懇談


 日本共産党の不破哲三中央委員会議長、志位和夫幹部会委員長、市田忠義書記局長らは十九日、在日本朝鮮人総連合会中央常任委員会の徐萬述第一副議長、許宗萬責任副議長、南昇祐副議長ら指導部メンバーと、都内で夕食を共にしながら懇談しました。

 不破議長は、十一月に開かれた日本共産党第二十二回大会への朝鮮総連代表の来賓出席にお礼をのべるとともに、正常化された両組織間の関係が、朝鮮半島とアジアの平和に寄与する方向で発展することを希望しているとのべました。

 朝鮮総連の徐第一副議長は、党大会への招待に感謝し、日本共産党中央委員会三役との初めての懇談を歓迎しました。

 懇談は、党大会後に日本共産党の側から申し入れたもので、日朝間の政治的交流から文化や歴史の問題まで、広範な問題について語り合いました。

 懇談には、日本共産党の緒方靖夫国際局長・参議院議員、西口光国際局長、森原公敏国際局次長が、朝鮮総連から李沂硯綜合企画室長、梁寿正国際局長、金明守国際局部長が同席しました。