2001年6月3日(日)「しんぶん赤旗」
日本共産党の志位和夫委員長を迎えた演説会が二日夜、京都府城陽市の文化パルク城陽で開かれ第二会場やロビーまでいっぱいになる二千五百人の聴衆が京都南部の各地から参加、同地域の演説会としては史上最高となりました。
山城町から参加した男性(37)は、小五と六歳の二児の親。つめこみ教育ではなくわかる教育、競争ではなく協力を教える教育との志位さんの提起に、「その通りだと思いました。小泉内閣が全府一区の大学区の高校入試を考えているとはとんでもないことです」といいます。
「いままで政党には関心がなかったけど共産党のことをもっとよく知りたいと思い、志位さんの演説会に参加しました」と語った男性(70)=精華町在住=は、「志位さんの話は真実味あふれる話でした。ハンセン病患者のたたかいを支えたくだりに、人間愛あふれる共産党の姿を知りました。参院選でも必ず勝ってほしい」と話しました。
「志位さんの話を生で聞くのは初めて」という宇治市の男性(48)は「今の小泉人気がかなりあるもんで、心配していたが、ピンチじゃなくてチャンスというのが本当にその通りと思った」と話していました。
生協関係者の女性(62)=城陽市在住=は「教育の目的は人格の形成にあると志位さんがいうのはその通り。人をけ落とす競争では必要な学力は身につかないもの。その考えで学校をつくってほしい」と期待を込めます。
演説会では、京都中小企業政経研究会の藤沢敏明さん、参院京都選挙区候補の河上よう子さん、同比例代表候補の井上さとしさんもあいさつしました。