2002年1月14日(月)「しんぶん赤旗」

「小泉内閣への疑問も解けてスッキリしました」と入党

甲府で 志位さんを囲む会


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青年トーク集会で、参加者の質問に答えながら日本共産党への入党を訴える志位委員長 =13日、甲府市

 「長い間入党を迷っていたけど、小泉内閣をどうみるかでの疑問が解けました。志位さんの話を聞いて気持ちがスッキリしました」―。病院で働く女性(30)はこう語り、入党を決意しました。日本共産党の志位和夫委員長は十三日夕、山梨県甲府市で開かれた「志位さんを囲む会 あなたも日本共産党に入りませんか」に出席しました。多彩な質問に丁寧にこたえて日本共産党がどんな党かを縦横に語り、熱い気持ちを込めて入党をよびかけました。

 志位さんが姿を現すと、会場から大きな拍手がおこりました。「みなさんの若さが輝いていますね。世界のこと日本のこと、日常感じていること、悩んでいることを聞かせてください」と気さくに語りかける志位さん。参加者の緊張もたちまちほぐれ、次々と手が上がりました。

 「小泉首相の支持率がいまだに高い要因はなんですか」「小泉さんは、国会でこたえになっていないことをいうが、なぜ平気でまかりとおるのですか」「信金、信組がなぜつぶれるのか」「政府は教育基本法のどこを改悪しようとしているのでしょうか」「志位さんは自分の進むべき道を迷うことはないんですか」…。障害をもつ青年も真剣に質問し、志位さんは、一つひとつ具体的にこたえます。ときには、ユーモアを交え、どんな質問にも身振りを交えて熱心にこたえる志位さんを参加者は真剣なまなざしで見つめます。

 志位さんは「若いみなさんこそ二十一世紀の主役であり、今後の日本を決めるのはみなさんの動きです。自民党政治がいくらゆきづまっても、代わる力が育たなかったら社会、政治は変わりません。温かい人間集団である日本共産党を大きくするために、ぜひ入党していただいていっしょにがんばりましょう」と力をこめてよびかけました。

 「即答でいろんなことを幅広い視点でこたえる志位さんはすごい。共産党は納得するまで議論できるところですね」と語る男子学生(23)は、入党を決意しました。

 民青同盟に加盟したフリーターの男性(26)は、「志位さんの話はわかりやすかった。いろいろな人と接し、いろいろなことを勉強したい。とくに世界経済について興味があるので」と語っていました。