2002年11月28日(木)「しんぶん赤旗」

全国町村長大会が緊急決議

大歓迎したい

志位委員長


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記者会見する志位和夫委員長=27日、国会内

 日本共産党の志位和夫委員長は二十七日、国会内で行った定例記者会見で、同日の全国町村長大会で採択された「緊急重点決議」について、「私たちがかねてから主張してきた方向そのものであり、大歓迎したい」とのべました。

 志位氏は、「こういう動きが町村長大会の『緊急重点決議』として出てきたのは、自民党政治がやってきた地方切り捨て政策――合併押しつけと財政の締め付けを“車の両輪”として小さな町村を切り捨てていくことにたいし、保守の自治体も含めて反旗がひるがえったということだ。地方からいまの自民党政治のあり方にたいして根本的な“異議あり”の声として、非常に重要な声があがった」と指摘しました。

 志位氏は、「これまで私たちは保守の自治体であっても、一致するところでは胸襟を開いて対話、懇談、共同をしてきたが、おおいにそれを広げていきたい」とのべました。