2003年5月10日(土)「しんぶん赤旗」

区民の暮らし守る確かな力

足立区長・区議選で志位委員長が訴え

吉田万三さん、日本共産党全員勝利を


写真

足 立 区 長 ・ 区 議 選 挙 で 志 位 委 員 長 の 訴 え を 聞 く 人 た ち = 9 日 、 東 京 ・ 足 立 区 、 竹 ノ 塚 駅 前

 十一日告示、十八日投票の東京・足立区長選、区議選を前に、日本共産党の志位和夫委員長が九日夜、東武線竹ノ塚駅東口前で街頭演説にたち、吉田万三区長候補の必勝、十一人の日本共産党区議候補の全員当選を訴えました。演説を聞いて市民が次々足をとめ、駅前のロータリーや歩道は聴衆で埋めつくされ、共感の拍手と声援を送りました。

 区議選(定数五十)は定数が一気に六削減され、かつてない大激戦。自民、公明は現有より各二人減、民主は三人増を狙うなど“日本共産党落とし”のシフトを引き、公明は全都からの議員動員で「共産党打倒」の反共攻撃を強めています。

 日本共産党の大島芳江、針谷みきお、渡辺修次、橋本ミチ子、鈴木秀三郎、伊藤和彦、ぬかが和子、さとう純子、鈴木けんいち=以上現=、三好すみお、松尾かつや=以上新=の各区議候補が、激戦を勝ちぬく決意を表明。吉田区長候補は「区民の良識を全国にしめそう」と訴えました。

 志位氏は、二年八カ月の吉田民主区政は「『住民福祉の増進』という地方自治本来の姿が輝いた誇るべきもの」と強調。鈴木現区政と自民、公明、民主、市民ネットの「オール与党」にかわって、「区民の暮らしをまもる施策が簡単には崩されず、多くがいまも生きていること」「同時に、区民いじめの冷たい政治が横行しはじめていること」を告発しました。

 「オール与党」の妨害をはねのけ、区民の運動と力をあわせて区政を動かしてきた日本共産党区議団のかけがえのない役割を明らかにし、自民、公明の「共産区政で財政破たん」などの攻撃に、吉田区政が財政再建の軌道にのせたことをしめして反撃。「そうだ」のかけ声と拍手がわきおこりました。


戻る トップ
著作権:日本共産党中央委員会
151-8586 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-26-7