2003年8月25日(月)「しんぶん赤旗」

腐敗一掃、暮らし優先
高原さんで新しい埼玉県政を

大宮駅西口での 志位委員長の訴え

(大要)


 埼玉県知事選(三十一日投票)で日本共産党の志位和夫委員長が二十三日に、さいたま市の大宮駅西口で行った街頭演説(大要)は次の通りです。


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高原みさ子県知事候補(右)とともに訴える志位和夫委員長(左)=23日、さいたま市・大宮駅西口

 おあつまりのみなさん、こんにちは。日本共産党の志位和夫でございます(拍手)。きょうはこの夏一番の猛暑の中、こんなにたくさんのみなさんがおあつまりくださいまして、まことにありがとうございます。心からお礼を申し上げます。(拍手)

「オール与党」の流れか、ほんとうの県政改革の流れか

 この埼玉知事選挙は、土屋前知事のスキャンダルによる辞任を受けての選挙として、全国が注目しています。あと一週間のがんばりで、高原みさ子候補をみなさんの知事に押し上げていただきたい、このことをお願いにあがりました。どうかよろしくお願いいたします。(拍手)

 この選挙、候補者が「乱立」しているといわれていますが、流れは二つです。高原さん以外の候補者は、土屋県政を支えてきた「オール与党」の流れに身をおく人たちです。自民党県連推薦の候補者、土屋知事を支えた元副知事の候補者、民主党前衆院議員の候補者、公明党会派所属の前参院議員の候補者、どの候補者も埼玉では「オール与党」の流れにある方々ばかりではありませんか(「そうだ」の声)。しかも、どの候補者にたいしても、政党の本部は公然と推薦できません。マスコミはこれをみて「政党の無力」と書きました。しかし、政党全体が「無力」なのではありません。土屋「オール与党」県政を支えてきた政党が衰退と破たんを深めているというのが、いまの状況ではないでしょうか。(「その通り」の声、拍手)

 「民主県政をめざす会」の高原さんは、ほんとうの県政改革を求める流れを代表している唯一の候補者です。土屋「オール与党」県政と正面から対決してきた唯一の党、日本共産党の前県議団長として、県政の改革の先頭に立ってきた方です。急な立候補要請でも即座に決意した度胸満点の方です(拍手)。“県政を変えたい”、“新しい埼玉をつくりたい”という、県民のみなさんの願いを託せる唯一の候補、高原みさ子さんにどうか絶大なご支持をおよせください。よろしくお願いいたします。(大きな拍手)

土屋疑惑の徹底究明、清潔な県政をつくれるのはだれか

 今度の選挙の第一の争点は、やはり土屋疑惑の徹底究明をできるのはだれか、清潔な県政をつくれるのはだれかという問題であります。

ダムに「桃湖」と命名――ムネオ疑惑そっくりの私物化

 土屋知事の辞任の引き金は、前知事の長女、市川桃子容疑者の政治資金規正法違反での逮捕でした。逮捕の容疑は、土屋知事の政治資金管理団体の収支報告書で、五年間で一億一千三百万円もの献金を隠し、虚偽の記載をしていたということでした。

 巨額のヤミ献金とともに、土屋ファミリーによる県政の私物化も明らかにされてきました。公共事業を食い物にしたムネオ疑惑では、「ムネオハウス」が有名になりましたが、土屋疑惑で有名になったのが、「桃湖」と命名されたダムであります。

 吉田川の吉田町に、県が四百七十一億円を投じてつくった合角(かっかく)ダムに「西秩父桃湖」という名前をつけた。秩父市と荒川村にまたがる浦山ダムが「さくら湖」だから、こちらは「桃湖」だという説明をしたと言うのですが、浦山ダムには近くにシダレザクラの名所がある。ですから「さくら湖」という名前をつけたのには、うなずける理由があるわけですが、「桃湖」のほうは、近くに桃の名所があるわけではありません(笑い)。これは、説明がつかないということになったのか、「桃湖」という名前をつけた後で、周辺に桃の木を植樹したということです。(笑い)

 疑惑の構図だけでなく、「桃湖」という名前をつけるところまで、ムネオ疑惑そっくりではありませんか。(「そうだ」の声、拍手)

腐った政治の大掃除をする意思と力があるか――知事になる最小限の資格

 疑惑の構造は、奥深く、巨大で、知事の辞任ですますことはできないものであります。

 第一に、ヤミ献金は一億一千三百万円だけなのか。東京新聞は、前知事の長女の口座には、五億円を超える資金が流れていたと報じています。読売新聞も、資金管理団体への三億円以外に、二億円を超える資金が長女の経営する企業に流れていたと報じています。ヤミ献金、ヤミ資金の全貌(ぜんぼう)を明らかにする必要があるのではないでしょうか。(拍手)

 第二に、汚れたお金、ヤミのお金で、行政がどうゆがめられたのか。東京新聞は、一億円のヤミ献金について、「資金の流れを知られては困る、何らかの事情があったに違いない」と書きました。朝日新聞は、「三郷市へのダスキン工場進出をめぐる謝礼だったのではないか」と書きました。うその記載までして資金の流れを隠したのはなぜなのか。集めた資金をどう使ったのか。贈収賄や口利きやあっせんなど、行政がゆがめられたことはないのか。徹底的な真相の究明が必要であります。

 みなさん、埼玉の新しい知事になろうというのならば、腐った政治を本気でただそう、大掃除をしようという意思と力があるのか。これは、知事になる最小限の資格にかかわることではないでしょうか。(「そうだ」の声、大きな拍手)

腐敗政治と「オール与党」体制――知事辞任を決めた議会でおこったこと

 ところが候補者の方々の発言をみますと、疑惑の徹底究明を主張しているのは高原さんだけです。毎日新聞が社説で書きました。「総与党にあぐら、倫理腐る」と題して、「典型的な相乗り・総与党体制下で、県政に監視機能が働かず、家族の公私混同に無神経になっていたのではないか」。腐敗政治は「オール与党」体制と一体だという批判ですが、まさにこれは図星の批判ではないでしょうか。(拍手)

 土屋知事の辞職を決めた七月十八日の県議会で二つの象徴的なできごとがおこりました。

 一つは、日本共産党県議団が疑惑解明のための調査特別委員会の設置を要求したのですが、自民党、公明党、地方主権の会、民主党の「オール与党」が反対して葬ってしまった。そろって疑惑隠しです。疑惑究明は司法にまかせればよいというものではない。行政がみずから解明すべきですし、議会が行政のチェック機関として究明するのは当然です。こんな疑惑隠しは許すわけにはいきません。(拍手)

 もう一つは、県議会の本会議で自民党の県議団長が、自民党、公明党、地方主権の会、民主党の各議員団を代表して、土屋知事への「送別のあいさつ」をおこなっているのです。

 自民党の県議団長は、ときおり涙を浮かべつつ、こう演説したそうです。「卓越したリーダーである土屋知事が辞任されますことは誠に残念でなりません」「(土屋知事の業績は)輝かしいものばかりであり、県政史上にさん然と輝きつづけるものと確信しております」「どうか県政を離れても、…ときにはご支援、ご助言をたまわりたい」(笑い)。いったい何の「ご支援、ご助言」をするというのでしょうか(笑い)。利権のご助言だったら願い下げです。(拍手)

 この「あいさつ」では、疑惑にはいっさい言及がありません。ひたすら礼賛のかぎりです。これが相手陣営の全体ですが、こういう勢力は、前知事とともに県政から退場願おうではありませんか(「そうだ」の声、拍手)。高原みさ子さんで腐った政治の大掃除をやろうではありませんか。(大きな拍手)

改革がせまられている県政の大きなゆがみ (1)――巨大開発優先県政

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志位委員長の訴えを聞く人たち=23日、さいたま市・大宮駅西口

 第二の争点として訴えたいのは、土屋県政の十一年をどう総括し、これまでの県政をどう改革するのかという問題です。

 毎日新聞が「県政の総括は棚上げに」と見出しをたて、こう書きました。「共産党を除いて『オール与党』だった各党の体質が反映され、三期十一年続いた土屋県政の総括は棚上げされたまま選挙戦に入ろうとしている」「ぬるま湯につかった県政のつけが回ってきている」

土屋県政11年のゆがみを批判し、改革の道しめしているのは高原さんだけ

 「オール与党」の流れの中にある候補者の方々は、土屋県政をどのように評価しているでしょうか。そろってもちあげです。自民党県連推薦の候補は「政治的リーダーシップや気配りは評価できる」と言いました。元副知事の候補は「強力なリーダーシップで、箱物を整備した」。民主党前衆院議員の候補は「現場主義に徹していた姿はよかった」。公明党会派所属の前参院議員の候補は「『彩の国』と命名したことは評価する」。

 私は、十一年の総括もできない、批判はできずほめるだけ、どこをどう変えるかも示せない、こういう人たちには、「県政を変えたい」という改革の願いを託すことができないことは明らかだということを言いたいのであります。(「そうだ」の声、拍手)

 土屋県政の十一年がもたらした県政のゆがみ、それをきちんと批判し、総括し、県政を県民のみなさんの立場でどう改革するのか、どういう新しい埼玉県政をつくるのかを、堂々と県民のみなさんの前に明らかにしている候補者は、高原みさ子さんだけであります。(大きな拍手)

「力注いだ巨大開発、膨れ上がった借金」――マスコミもいっせいに批判

 私は、新しい知事が改革にとりくむべき大問題として、土屋県政が残した二つの大きなゆがみを指摘したいと思うのであります。

 第一は、巨大開発優先県政です。土屋前知事は「埼玉県ほど建設用のクレーンが林立しているところはない」と、誇らしげに語っていたそうです。実際、土屋「オール与党」県政の巨大開発病は全国でもひどいものです。この十一年で、県の借金は七千七百五十三億円から二兆八千百十一億円に、三・五倍もふくらみました。「民主県政をめざす会」と日本共産党はいっかんして、こういう巨大開発優先のゆがみを批判し、転換を求めてきました。

 私が、こちらにうかがうさい、地元の新聞を拝見して、印象深かったのは、マスコミも今回の事件を契機に、いっせいにこれまでの県政のあり方を批判していることです。まるで“報道管制”が解けたかのように、マスコミもみんな批判を始めました。

 日経新聞は「君臨11年、県債(借金)3・2倍」という見出しで、「バブル崩壊後も開発主導で歩んできた埼玉県政は…大きな岐路に立っている」と書きました。

 埼玉新聞は「力注いだ巨大開発、膨れ上がった借金」という見出しで、「前知事は巨大施設と共に、多額の借金という『負の遺産』を残していった」と書いています。

 東京新聞は「大開発と負の遺産 膨らむ県債残高」の見出しで、スーパーアリーナ、埼玉スタジアムなどの事業をあげ、「膨大な負の遺産が残った」と批判しています。

 この問題は、「民主県政をめざす会」や共産党が、かねてから「こういう道はまちがってますよ」、「転換をするべきです」と言ってきた問題ですが、とうとうマスコミも「このやり方は転換が必要だ」と声をそろえて言いはじめているのです。(拍手)

 みなさん、これはけっして過去の問題ではありません。これからの県政にとっても、こんなやり方を続けていいのかが、大問題として問われているのです。

巨大開発病から抜け出せるかどうかの試金石――「本庄拠点開発」

 いま、この巨大開発病から脱却できるかどうかの試金石となっているのが、「本庄拠点開発」の問題です。県北部の本庄市内に、新幹線の新しい駅をつくって、それを中心にして、六百十六ヘクタールを開発する。先端産業を呼び込んで、二十万人が住む都市をつくる計画です。新駅の建設資金だけでも百二十三億円かかるわけですが、全額が県と地元自治体の負担です。

 「さいたま新都心」をつくったけれど、入ってくる企業がない、働く人はわずかで、たいへんな事態になっています。ところが、「本庄拠点開発」は、面積では、その十三倍もの規模です。「さいたま新都心」で、一兆四千億円のお金を使った。その十三倍もの規模の開発をやろうという。「さいたま新都心」でも、見通しがたたずに行き詰まっているのに、それに輪をかけた巨大開発の見通しが立つ道理はないではありませんか。(拍手)

 選挙になれば、どの候補者も「無駄遣いはやめます」と言います。「無駄遣いやります」という候補者はいませんね(笑い)。しかし具体的な問題――この「本庄拠点開発」について、何と言っているか。

 読売新聞が、候補者の座談会をやりました。それを見ますと、自民党県連推薦の候補は「着実に計画的に整備をしていくべきだ」と言いました。元副知事の候補は「北部拠点としての開発は不可欠」と言いました。前民主党衆院議員の候補は「周辺部分の整備も含めて再検討が必要」とは言いますが、ストップとは言わない。公明党会派所属の前参院議員の候補は「学術、産業、芸術文化の拠点としていける」と言っています。

 こういうなかで、この途方もない巨大開発について、「ただちに凍結し、見直す」――ストップさせると表明しているのは、高原みさ子さんだけであります(拍手)。高原さんでこそ、前の県政ではびこった巨大開発病を治すことができる、このゆがみをただすことができる唯一の候補者だということを訴えたいと思うのであります。(「そうだ」の声、大きな拍手)

改革がせまられている県政の大きなゆがみ (2)――福祉と暮らしふみつけ県政

 土屋県政が残した第二のゆがみは、福祉とくらしを踏みつけにする県政のゆがみです。巨大開発に熱中する一方、革新県政時代につくってきた成果を次つぎに壊す冷酷・非情なことをやってきました。こういう道をこれからも続けるのか、それとも自治体本来の姿を取り戻すのか。これも問われている大争点です。

高齢者医療費助成制度が危ない――国の制度改悪を自治体が先取りする逆立ち

 たとえば六十八歳と六十九歳のお年寄りの医療費の助成制度がたいへんな危機にひんしています。この制度は革新県政時代に、みなさんの力でつくった大事な制度です。ところが、前の県政と「オール与党」のもとで、二〇〇〇年一月から所得制限を強化して一万人を対象から外してしまいました。これは第一歩で、実は来年一月以降に六十八歳になるお年寄りは制度の対象外にしてしまう。再来年一月からは制度そのものをなくしてしまうことも検討されているということであります。

 「国がお年寄りの医療制度の改革を進めようとしているからだ」というのが県当局の言い分です。たしかに国は、七十歳から七十四歳までの高齢者の医療費負担をさらに二倍、三倍に引き上げる大改悪をたくらんでいます。しかし、国民のみなさんの怒りが怖くて、まだその具体化は決められないでいるのです。そのときに自治体が先取りして、制度を悪くするというのは、まったく逆立ちしたやり方ではありませんか(拍手)。国が制度を悪くしようとしたら、自治体が待ったをかけるのが、当たり前の姿ではないでしょうか。(拍手)

乳幼児医療費助成制度――制度の後退を許さず充実をみんなの力で

 それから、乳幼児医療費の助成制度の問題があります。これも革新県政時代にみなさんがつくった大事な制度です。当初は所得制限もない、一部負担もない、使いやすい制度としてスタートし、みなさんが運動をひろげるなかで、通院は三歳まで、入院では就学前までに拡充されました。

 ところが土屋「オール与党」県政のもとで、三つの改悪がこの制度に持ちこまれました。第一は、所得制限の導入。第二は、一部自己負担金の導入。第三は、入院給食費の有料化。三つも改悪をやった。

 私は、四十七都道府県の乳幼児医療費の助成制度を調べてみました。埼玉県のような三つもの悪い制度を持ちこんでいるのはわずか五県しかありません。子どもさんにたいしてこんなところまでケチケチしたやり方をやるというのは、およそまともな自治体のやることではありません(拍手)。これも高原さんで、ケチケチしたこの仕掛けは取り払って、制度の充実をかちとっていこうではございませんか。(拍手)

県立高校と私学助成――「高校をなくさないで」の声を高原さんに

 それから、県立高校と私学助成の問題があります。革新県政時代に「十五の春は泣かせない」を合言葉に、二十年間で八十校の県立高校を建設しました。私学助成も充実させ、高校生一人あたり全国七位まで引き上げました。全国にさきがけた実績をあげた経験を、埼玉県のみなさんはお持ちです。

 ところが土屋「オール与党」県政のもとで、高校生一人あたりの私学助成の額は、どんどん減らされて、四十七都道府県のなかで三十二位まで転落してしまいました。逆に、私立高校の授業料は五位へとあがりました。くわえて、県立高校を十五校から二十校、定時制高校を二十校、廃校にする計画が進められています。この春から吉見高校など三つの高校で募集を停止し、廃校に踏み出している。募集が停止されて、なくなっていくという学校で勉強している生徒さんの気持ちがどんなにさびしいものか。この問題については、埼玉新聞も特集記事を書きました。「地元の声届かず」と題する批判の記事です。四万三千人の方々が「そんなひどいことはやめてくれ」と署名を寄せたのに、それを踏みにじって廃校に踏み出した。

 ではみなさん、埼玉県では十五歳から十七歳人口当たりの高校数が四十七都道府県でいったい何番目か。調べてみますと、最下位の四十七位です。埼玉では高校は多すぎるのではなくて、むしろ足らないというのが、この数字からはっきり出ているではありませんか(拍手)。「高校をなくさないで」――この多くの方々の痛切な声を託せるのは高原みさ子さんしかおりません。(拍手)

福祉、暮らし、子育て――切実な願いを一つにあつめて

 いまお話ししたお年寄りの医療費助成の問題も、乳幼児の医療費の問題も、県立高校や私学助成の問題も、どれもみなさんのくらしや命、子どもたちの未来のかかった切実な問題、この選挙の大争点です。ところが他の候補はだんまりを決めこんでいる。これらについて何も言いません。結局、「オール与党」の流れのなかでの候補者では、いままでと同じ、くらし切り捨ての政治が続くだけではないでしょうか。(拍手)

 「福祉とくらしを守る」ことは地方自治体の一番の使命です。この仕事をやる気のない人には知事を担う資格はありません。福祉、教育、子育て、あらゆるみなさんのくらしの切実な願いを一つに集め、どうか高原さんに託していただいて、くらし第一の埼玉の新しい県政をみんなの力で打ち立てようではありませんか。(拍手)

21世紀には安心して暮らせ、未来に希望がもてる埼玉県を

 みなさん、二十一世紀には、安心してくらせる埼玉県、未来に希望のもてる新しい革新・民主県政を高原知事のもとでつくりあげましょう(拍手)。腐敗を一掃し清潔な県政を、巨大開発優先からくらし優先の県政を、この県政改革の声を、どうかこぞって高原さんにお寄せいただき、三十一日にはすばらしい結果を埼玉から全国に発信していただきたい。最後の最後までご支持の輪を広げていただきますことを最後に訴えまして、私の訴えを終わらせていただきます。暑いなかご清聴ありがとうございました。(大きな拍手)