2003年10月18日(土)「しんぶん赤旗」

日米首脳会談について志位委員長がコメント


 十七日夜おこなわれた日米首脳会談について、日本共産党の志位和夫委員長は同日夜、記者団の求めに応じ、次のようにのべました。

 「やるべきことはきちんとやる」と首相が語ったと報道されており、これはいうまでもなく派兵と資金供与のことだ。いまの米英軍主導によるイラクの占領支配は、イラク国民全体の怒りと憎悪をよびおこし、泥沼化の様相を呈しており、そこに日本が軍隊と資金という形で関与することは、取り返しのつかない事態を引き起こすことになる。強く派兵に反対する。占領支配を支え、固定化する形での資金供与にも反対する。国連中心の復興支援の枠組みを一刻も早くつくり、イラクの国民に主権を返還する。そのもとで日本は非軍事の人道支援を行うべきだ。