2003年11月2日(日)「しんぶん赤旗」

日本共産党支持の輪を広げに広げ

横浜、川崎で志位委員長


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1日、JR横浜駅西口

 日本共産党の志位和夫委員長(衆院比例南関東ブロック候補者)は一日、同ブロックの神奈川県内二カ所で街頭演説に立ちました。

 横浜駅前での演説には五千人が集まり、志位氏、大森たけし比例候補らの訴えに耳を傾けました。

 サービス残業根絶を訴えた大森氏につづいて、志位氏は、大森氏がプロ野球選手の年俸交渉問題を国会で取り上げ、スポーツ紙も注目したことを紹介。「大森さんは働くものの味方として、国会になくてはならない政治家です。みなさんの大きなご支持を日本共産党にお寄せいただき、二つの議席を必ず守り、さらに上積みをかちとらせてください」と訴えました。

 「財界主役」の政治の改革を語るなかで、小泉政権下で八十三万人の雇用減が生まれたことを告発。ことに若者の雇用問題が深刻だと訴えました。「就職できないのは若者の責任ではありません。政治の責任です。若者を使い捨てにするような財界の横暴はがまんならないではありませんか」とのべ、リストラ応援の「産業活力再生法」をつくった自民党や公明党、その改悪に賛成した民主党では大企業の横暴はなくせないと訴えました。

 川崎駅前の演説では二千人を前に、志位氏、笠木たかし比例候補らが力強く訴えました。元小学校教師の笠木氏は「子どもに守ろうと約束した憲法を二十一世紀大きく花開かせるために、比例代表選挙では日本共産党とお書きください」と強調しました。

 川崎市の藪治さん(25)=アルバイト=は「最近まで働いていたコンビニで、給料をまともに払ってほしいと訴えたらクビにされました。ぼくらは『モノ』じゃない。働く人の権利を守るため、共産党に頑張ってほしい」と話していました。