2004年7月4日(日)「しんぶん赤旗」

愛知、京都の4カ所で志位委員長が訴え


 日本共産党の志位和夫委員長は三日、愛知県の岡崎市と豊橋市、京都府の京都市と宇治市を相次いで訪れ、計四カ所の街頭から日本共産党への支持を呼びかけました。

 岡崎市の名鉄東岡崎駅前には八百人、豊橋市のJR豊橋駅前には九百人が炎天下、それぞれ集まり、足をとめ、志位氏と笠井あきら比例候補、八田ひろ子愛知選挙区候補の訴えに拍手を送りました。

 京都市山科区の西友前と宇治市の近鉄大久保駅前には、熱い中、それぞれ千人、七百五十人がつめかけました。志位氏は西山とき子京都選挙区候補とともに訴えました。

 志位氏は「選挙戦も後半戦です。全国で訴えて、国民のみなさんの反応が変わってきたなと感じていますが、選挙は最後まで力尽くしたものが勝つことができます」と強調。「比例区も選挙区も激戦になっています。日本共産党へのご支持を広げに広げてください」と力をこめ、年金、消費税、イラク派兵、憲法など暮らしと平和をめぐる選挙の争点を解明しました。

 豊橋駅前に友人と一緒に来た豊橋市の女性(83)は「国民年金をもらっていますが、同じ年金暮らしの息子の世話になって生活しています。最低五万円の年金が保障されたら本当に助かります。戦争をくぐりぬけた世代として憲法九条は守らねばと思いました」と話し、「もっともっとみんなにも共産党の考えを伝えたい」と述べていました。

 女性(79)は志位氏と西山候補の話を聞いて、「共産党が私たち庶民、なかでも底辺にいるものの気持ちを本当にわかってくれていると確信がもてました。参院選でもっと大きくなって憲法九条を守り、年金改悪や消費税増税をやめさせてほしい」と期待を語りました。