2004年7月9日(金)「しんぶん赤旗」

宣伝・対話…残る期間の奮闘にかかっている

志位委員長が会見で表明


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記者会見する志位委員長。右は安広和雄福岡県委員長=8日、福岡市内

 日本共産党の志位和夫委員長は八日、遊説先の福岡市内で記者会見し、選挙戦最終盤でどんな活動に重点をおくかと問われ、「最後まで宣伝物を届けきること、対話を全有権者規模でやりきること、支持をお願いすること。私たちがもつ草の根の底力をいまこそ発揮して勝利をつかみたい」とのべました。

 志位氏は一月の党大会で「総選挙得票の133%を比例区で獲得し、選挙区で現有七議席を必ず確保するため、『しんぶん赤旗』を増やしながら選挙をたたかおうと決めた」ことを指摘。「この五カ月間、選挙の取り組みの中で連続増勢となり、八万部の増勢になった。草の根の力をこんなに強めながら選挙をたたかった経験は初めてだ。ここまでがんばってきた努力を実らせることができるかどうか、あと三日間の奮闘にかかっている」と強調しました。

 さらに「わが党は四十万人の党員、二百万人近い『しんぶん赤旗』読者のみなさん、二百八十万人の後援会員のみなさん、四千人を超える地方議員―他党にない草の根の力をもっている。この力を底の底から発揮すれば、激戦を制することはできる。その努力を最後までやりたい」と表明しました。