2004年7月10日(土)「しんぶん赤旗」

都道府県委員長、地区委員長へ

日本共産党三役が檄文


 日本共産党の不破哲三議長、志位和夫委員長、市田忠義書記局長は九日、党都道府県委員長、地区委員長あてに次の檄文(げきぶん)を送りました。

 最終盤、日本共産党の勢いが明らかに増している、いくつかの選挙区では議席獲得の可能性が生まれている、いっそうがんばってほしい――そういう期待の声が、必ずしもわが党に好意的とはいえない立場のマスコミ関係者、政治評論家などからあいついで寄せられています。

 民主党の議席が増えても政治は変わらない、昨年の総選挙で日本共産党が後退して国会は悪くなった、日本共産党が伸びてこそ政治が変わる――少なくない有権者がそう考えて日本共産党に投票しようとしている、その流れをさらに強めることだと激励してくれています。

 全党組織と後援会、読者・支持者の奮闘が、勢いを生み出しています。それが、これらの人々の目にも見えるようになり、期待となって現れているのです。

 今日、あす、あさって――私たちがもっている草の根の大きな力のすべてをふりしぼって奮闘すれば、比例代表選挙での五議席獲得、現職選挙区での勝利は可能です。

 この到達を確信にしながら、がんばって、がんばって、がんばりぬきましょう。

 二〇〇四年七月九日

 不破 哲三 

 志位 和夫 

 市田 忠義