2004年7月11日(日)「しんぶん赤旗」

NHK参院選特集番組

志位委員長国民本位の改革訴え


 NHKの参院選特集番組「党首駆ける」が十日夜放送され、日本共産党の志位和夫委員長が全国を駆けめぐって、国民本位の政策と支持を訴える姿が紹介されました。

 「民主が主張し、自民・公明が計画している消費税増税には、財界主役の政治の一番悪いところがあらわれている」――力強い志位さんの訴えに、どこでも大きな拍手が起こります。商店街の店先で握手を交わし、言葉の不自由な車いすのお年寄りの手を握り、女子高校生に囲まれて写真撮影に応じる志位さんが映し出されました。

 北海道の自衛隊千歳基地を視察し、「ここから自衛隊がイラクに向かい、事実上、戦争に参加していると思うとぞっとする」と志位さん。

 自宅で母親の空襲体験を語り、「憲法九条は、何も言えずに死んでいった多くの人々の犠牲の上にある。しっかり受け継ぎ、子どもたちに渡したい」と語る場面も。

 中小企業家との車座の懇談で「年金を資金繰りに回している」との痛切な訴えに、志位さんは「中小企業家のみなさんが安心して暮らせる日本をつくらなければ」と決意を語りました。