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2004年9月23日(木)「しんぶん赤旗」
日本共産党の志位和夫委員長は二十二日午後、党本部で、新任のチュー・トゥアン・カップ駐日ベトナム大使の表敬訪問を受け、懇談しました。
同大使は、日本共産党との関係が進んでいることをよろこび、日本・ベトナム両国関係にたいして日本共産党が果たしてきた役割に感謝を述べました。
志位委員長は、一九六〇年代後半から培われた両党の友好関係が二十一世紀にも発展することを期待すると述べました。さらに両党関係をいっそう広い視野のもとに発展させる可能性があると指摘。三十五カ国八十一の政党が参加したアジア政党国際会議での経験を紹介しながら、平和と進歩へむけたアジアの変化について語りました。
カップ大使は、これにたいし、アジアで平和の流れが強くなっていることはよろこばしいとこたえました。また、ベトナム共産党第十回大会を準備する過程で進められている党内討論に関連して若干の理論問題について提起し、志位委員長は日本共産党の経験として、それらに答えました。
懇談には、ベトナム大使館からドアン・ゴク・カイン参事官が、日本共産党から緒方靖夫国際局長・参議院議員、田代忠利国際局次長、鈴木勝比古「しんぶん赤旗」外信部副部長が同席しました。
