2005年2月11日(金)「しんぶん赤旗」
日本共産党の志位和夫委員長は十日、都内のイラン大使公邸でおこなわれたイラン・イスラム革命二十六周年記念レセプションに招待を受け、出席しました。これに先立って開かれた同大使館の落成式にも出席し、新任のモーセン・タライ駐日イラン大使に祝意をのべ、あいさつを交わしました。
志位委員長は、記念日にあわせて来日していたイランのカマル・ハラジ外相とあいさつを交わしました。
志位氏が、イランのハタミ大統領が提唱した「文明間の対話」の精神にもふれ、日本共産党の新しい綱領に、二十一世紀の国際政治の重要なあり方として「異なる文明間の対話と共存」を盛り込んだこと、また、この精神に反して、ある国が他の国を「専制国家」と決めつけ自分の考えを押し付けるようなことは今日の世界で通用するものではない、とのべると、ハラジ外相は大きくうなずき、「お会いできてたいへんうれしい」と応じました。
志位委員長は、参加した中東、アフリカ、アジア、ラテンアメリカの各国大使らと歓談しました。
これには、日本共産党の緒方靖夫国際局長・参議院議員、森原公敏国際局次長が同行しました。