2005年5月31日付「しんぶん赤旗」に掲載

沖縄新基地建設

断念させるまでともに

県民大会実委が訪問 志位委員長が激励


 沖縄で大きく成功した普天間基地撤去・基地の県内移設に反対する県民大会(十五日)の実行委員メンバーらが三十日、国会内の日本共産党控室を訪れ、志位和夫委員長らと懇談しました。

 二万三千人の普天間基地包囲行動(「人間の鎖」)と県民大会には志位委員長も参加しました。山内徳信実行委員長は「戦後ずっと沖縄のたたかいを激励していただきありがとうございます。私たちの予想を超える集会になりました。たたかいはいまが大事なところなのでがんばっていきたい」とのべました。

 志位委員長は、「人間の鎖」、県民大会と、新基地建設に反対する名護市辺野古の激励(二十七日)と、五月に二度沖縄を訪れたことにふれながら、「普天間基地があり、いちばんの苦しみを味わっている宜野湾市の伊波市長が県内移設反対、海外移設をと訴え、辺野古の住民らは断念させるまでがんばるとたたかっている、団結して心ひとつに奮闘している姿に感動しました」と感想を語りました。

 志位氏は辺野古激励の様子を語りながら、「基地の県内たらいまわしを決めたSACO(沖縄に関する特別行動委員会)路線で県民を分断しようとした企てを、破たんするところまで追い詰めています。断念させるまでともにがんばりましょう」と激励しました。

 赤嶺政賢衆院議員、小泉親司党基地対策委員会事務局長が同席しました。