2005年9月5日付「しんぶん赤旗」南関東版に掲載

共産党応援したくなった

“日本よくしたい思い分かる”

最後まで党の政策届け

横浜、川崎で志位委員長訴え


 衆議院選挙の投票日前、最後の日曜日となった四日、日本共産党の志位和夫委員長・衆院南関東ブロック比例代表候補は、神奈川県入りし、横浜市鶴見区の鶴見駅東口と、川崎市高津区の溝の口駅前で訴えました。

 鶴見では、買い物客や駅利用客など、同所で過去最高の約千二百人の聴衆が駅前を埋め、通りがかりの老夫婦も「すごい人だよね」「すごい人気だ」と驚き、溝の口でも、駅前のデッキに約二千人の聴衆が連なり、期待と熱気につつまれました。

 志位氏は、日本共産党の議席が持つかけがえのない値打ちを四点にわたって語り、「選挙戦は残り一週間。まだ決めていない方にも、最後の最後まで、私たちの政策をとどけきり、自力で風を起こして、勝利をつかみとりたい」と表明。「党の委員長として、そして南関東ブロックの比例候補者として、神奈川、千葉、山梨三県の代表としても、がんばりぬいて、がんばりぬいて、勝ち抜きたい」と気迫を込め、「がんばれー」の大きな拍手と声援につつまれました。

 大森たけし比例・神奈川5区候補、笠木たかし比例・神奈川10区候補も訴え、大谷つとむ3区、ひが常一7区、山中えいじ8区、かもした元9区、むねた裕之18区の各小選挙区候補も、決意を表明しました。

 ビラを見て聞きに来た女性(23)=事務職、鶴見区=は「志位さんの話を聞いて、信念を持って、日本をよくしたいという思いが伝わってきました。共産党に入れてみようと思います」と話し、足を止めた男性会社員(27)も「どの党に入れるか迷っていたが、演説を聞いて、共産党を応援したくなった」と。「どの党に入れるか決めていないけれど、有権者なので…」と聞いていた若い女性も「話を聞いて、市民にやさしいと思いました。がんばってください」と共感を寄せました。

 党梶山支部長の野口薫さん(64)=鶴見区=は「連日センターに集まり、臨時電話二台を含む三台の電話で支持を訴えています。初めて声をかけた女性が、家族ぐるみで支持を約束してくれるなどの反応もあります。電話をかける人を増やし、残された期間、がんばりぬきたい」と力を込めました。