2005年8月27日付「しんぶん赤旗」に掲載

郵政民営化・大増税・改憲

悪政許すなの声 共産党に

千葉 志位委員長が訴え


 日本共産党の志位和夫委員長は二十六日、千葉市のJR千葉駅前で街頭演説し、「改革」の名で国民に耐え難い負担ばかりを押し付ける小泉自公政治ときっぱり対決する実績と政策をもつ「たしかな野党」日本共産党への支援を呼びかけました。

 志位氏は「たしかな野党」として取り組む仕事として(1)郵政民営化、社会保障、雇用、中小企業を痛めつける小泉「改革」の国民いじめの政治に真っ向対決して、国民のくらしをまもりぬく(2)庶民大増税、憲法改定など自民、民主の「二大政党」がすすめるまちがった政治に国民の声を代弁して立ち向かう―と約束。どの問題をとっても、自公政権と民主党の政治では展望はみえてこないとして、日本共産党の前進・勝利を訴えました。

 「前回は民主党に入れた」という千葉市在住の男性(48)は「共産党の庶民を守る思い、平和憲法を守る思いがひしひしと伝わってきた。今回は共産党に入れないと、庶民は生きていけないと思った」と話しました。

 街頭演説では、浅野ふみ子比例候補と四人の小選挙区候補が訴えました。

 千葉県内で、自民党は、「選挙協力の度合いは前回より“ギア”が一段上がった」(公明党県本部代表)とする公明党とともに、「小泉改革推進」を訴え、民主党は「政権交代」を主張。しかし、自民党元県議の民主党候補が「政策は違わない」と認めるほど主張に違いはなく、小泉自公政治を何とかしてほしいと願う有権者のなかで、「たしかな野党が必要です」と訴える日本共産党への期待が高まっています。