2005年9月9日付「しんぶん赤旗」に掲載

歴史的選挙戦の成否は、最後の局面の奮闘にかかっています

九月八日

中央委員会議長 不破哲三

幹部会委員長 志位和夫

書記局長 市田忠義


 連日連夜の奮闘、ほんとうにご苦労さまです。総選挙は、いよいよ最後の局面に入りました。「何としてもこの選挙に勝ちたい」――みなさんのこの思いが実るかどうか、その成否はこの最後の局面での奮闘にかかっています。

 この選挙への有権者の関心はかつてないほど高いものがあります。しかも、よりよい選択を求める有権者の探求は、大きく流動しています。この情勢が、最後の最後まで今回の選挙戦の特徴となることは間違いありません。どんな情報にも一喜一憂せず、みずからの力で「風」をおこして勝利をつかみとる、この努力を投票箱が閉まる最後の瞬間まで続ける、日本共産党員にふさわしい不屈の気概の発揮が、いまほどもとめられているときはありません。

 比例代表選挙は、どのブロックも接戦・激戦です。すべての有権者に、「たしかな野党」の議席の値打ちを伝える宣伝・対話を広げきり、あらゆるつながりを生かして「全国は一つ」の立場で日本共産党への支持を広げに広げて、それを議席にむすびつける執念をもったとりくみが必要です。

 すべての党員、後援会員、支持者のみなさん。日本の政治の未来がかかったこの歴史的政治戦に、「全国は一つ」の立場で総決起し、必ず前進をかちとろうではありませんか。