2006年2月24日付「しんぶん赤旗」南関東版に掲載

千葉土建主婦の会 国会前で座込み

医療 年金 憲法 守れ

志位委員長が激励、握手


 千葉土建一般労働組合主婦の会が二十三日、国会前で座り込みし、医療・年金制度や憲法の改悪反対を訴えました。日本共産党の志位和夫委員長・衆院議員が激励にかけつけ、「国民のくらしと平和を守る共同を広げましょう」と呼びかけました。


 座り込みには、約五十人が参加し、「医療改悪反対!」「憲法九条守れ!」とシュプレヒコールを上げました。志位氏は昼前にかけつけ、参加者と握手を交わした後、あいさつしました。

 志位氏は、小泉自公政府が狙う医療制度改悪について、お年寄りの負担が重くなり、お金のあるなしで受けられる医療に格差が生まれる混合診療の拡大などの問題点を指摘。「軽い病気も重い病気も公的保険外となり、米国などの保険業界の食い物にされてしまう」「日本の公的医療を壊すことは絶対に許されない」と批判しました。

 在日米軍基地の強化や憲法改悪についても言及し、「日本を拠点に、日米が一体となって戦争をしかける体制がつくられ、それに『邪魔』な九条が変えられようとしている」とのべました。

 そのうえで、医療制度改悪には多くの医師会も反対し、基地問題ではほとんどの関係自治体が反対していることを紹介。「医療、基地、憲法の三つの運動をそれぞれ発展させ、国民的多数派をつくり、今の自民党政治を変えましょう。そのために日本共産党も元気いっぱいたたかいます」と語りました。

 座り込みに参加した中川原キミ子さん(57)は「高齢者から若い人まで、くらしが保障される社会にしてほしいです」と語り、松戸市から参加した女性(70)は「日本共産党がもっと大きくなってほしい。私たちもいっそう団結して運動をがんばっていきたい」とのべました。