2006年3月24日(金)「しんぶん赤旗」

情報仲介者の証人喚問

真相解明のためにありうる

メール問題で志位委員長


 日本共産党の志位和夫委員長は二十三日の記者会見で、永田寿康議員(民主党員資格停止中)が衆院懲罰委員会でおこなった「身上弁明」について感想を問われ、「国民が一番明らかにしてもらいたいと思っている点について解明がなかった」とのべました。

 志位氏は、永田氏にメールを仲介したとされる「情報仲介者」の証人喚問について問われ、「真相の解明がなによりも大事だ」と指摘。情報源の秘匿は国会議員にとっても大原則だとした上で、「しかし、今回の場合は、重大な事態を引き起こし、民主党自身が虚偽のメールだと判定している。そういう結果からすると、情報仲介者を明らかにして、事の是非を国民の前に明らかにすることが求められる」とのべました。

 その上で、「二十四日におこなわれる懲罰委員会での永田氏への質疑で真相が明らかになれば、それも一つの決着だろうが、そうでなければ、証人喚問、必要な国会招致もありうる」とのべました。