2006年4月26日(水)「しんぶん赤旗」
五月三日の憲法記念日に開かれる「二〇〇六年5・3憲法集会」(同実行委員会主催、東京・日比谷公会堂、午後一時半開会)のプログラムや賛同を寄せる著名人六百四十九人の氏名が二十五日、発表されました。
国民投票法案の国会提出が狙われるなかで開かれる今年の集会は、「憲法改悪のための国民投票法案はいらない」をメーンタイトルに掲げ、富山和子(立正大学名誉教授)、イ・ジュンキ(韓国・平和ネットワーク政策室長)の両氏、日本共産党の志位和夫委員長、社民党の福島瑞穂党首がスピーチをします。
各界から「映画 日本国憲法」のジャン・ユンカーマン監督らが発言します。集会後、銀座までパレードします。
集会の賛同者には、俳優の吉永小百合さんや、舞台芸術家の妹尾河童さん、アニメーション映画監督の高畑勲さん、作家の小林信彦さんなど芸術家や研究者、宗教者が名前を連ねています。
「5・3憲法集会」は、憲法改悪に反対する諸団体が幅広く集まって実行委員会をつくっているもので、二〇〇一年から毎年開催されています。
記者会見では、実行委員会の川村俊夫氏(憲法会議事務局長)が賛同者が広がっていると強調しました。
同実行委員会の高田健氏(許すな! 憲法改悪・市民連絡会事務局次長)は、国民投票法案を許さないため、「5・3憲法集会」に続き、五月十九日に日比谷野外音楽堂で集会を開くことを明らかにしました。