2006年4月12日付「しんぶん赤旗」南関東版に掲載

衆院千葉7区補選 第一声に500人

私たちの気持ち代弁

徳増候補、志位委員長の訴えに共感


 十一日告示された衆院千葉7区補欠選挙(二十三日投開票)で、日本共産党の徳増きよ子候補(53)は、志位和夫委員長とともに、JR新松戸駅前で「くらしと平和を守り、働く人を応援する日本共産党の徳増候補を、ぜひ、国会へ送り出してください」と訴えました。


 約五百人の聴衆を前に、志位委員長は、日本共産党が勝利する意義について(1)弱肉強食の小泉「改革」にストップをかけ、国民みんなが安心して暮らせる日本への確かな力となり、(2)アメリカいいなりの基地強化の押しつけと憲法九条を壊す動きを止める確かな力となる―ことなどをわかりやすく解明しました。

 徳増候補は、地域にくらすお年寄りや若者の声を紹介しながら、(1)これ以上の負担増をやめさせ、年金の底上げをはかるなど、だれもが安心してくらせる医療・年金制度の実施(2)働く人の権利を守り、雇用を広げ少子化をストップさせる(3)憲法を守り、日本をアメリカとともに戦争する国にはさせない―の「三つの約束」を訴えました。

 駅前に集まった人たちは、徳増候補と志位委員長の訴えを、雨が降り始めても真剣に聞き入り、熱心にメモを取る人も見られました。

 友人と演説を聞きに来た松戸市の女性(68)は「私たちの気持ちを代弁してくれた。少ない年金からさらにお金が引かれ、医療費が払えないときもあった。絶対に徳増さんを国会に送り、共産党の議席が増えてほしい」と話しました。

 流山市の男性(78)は「徳増さんの演説は自らの高齢者や若者との対話にもとづいていて、よかった」と語ります。松戸市女性後援会の女性(58)は「志位さんの話で問題点がよくわかった。海外への殴り込み部隊の拠点作りを進め、国民には負担を強いるなんて、小泉政権は国民をなんだと思っているのか。大いに徳増さんの支持を広げたい」と決意をのべました。