2006年10月22日付「しんぶん赤旗に掲載

衆院2補選きょう投票

平和・暮らし・子どもを守る一票を日本共産党へ

神奈川16区 志位委員長が訴え


大阪9区では石井副委員長

 衆院神奈川16区、大阪9区補欠選挙(二十二日投票)は激戦のまま最終日の二十一日を迎え、日本共産党の志位和夫委員長は神奈川に、石井郁子副委員長は大阪に入り、笠木たかし(神奈川16区)、藤木くにあき(大阪9区)両候補の押し上げに最後まで力を尽くしました。

 志位委員長は、神奈川県厚木、相模原両市をかけめぐり、街頭から訴えました。笠木候補とともに宣伝カーのデッキから手をふり、支持をよびかけると、青年たちやお年よりが握手を求めて駆け寄りました。

 志位氏は、「日本共産党への一票は、みんな国民の願いを守る力となって生きる一票です。平和を守り、暮らしを守り、子どもの未来を守る一票です」と日本共産党への一票の値打ちを縦横に語り、最後まで支持の輪を広げてほしいと訴えました。

 このなかで志位氏は、安倍晋三首相と民主党の小沢一郎代表とが憲法改悪を議論した十八日の「党首討論」の様子も紹介し、「二人で憲法を変える相談をしている。自民、民主どちらに投票しても平和への願いはかなわない」と批判。「今度の選挙は、自民党政治に正面から対決し、暮らし、民主主義、平和を守る日本共産党の前進・勝利こそ焦点です」と訴え、拍手と声援につつまれました。

 笠木候補は「米軍再編を許さないことは、憲法を守ることと一体です。平和を守り、憲法を守り、暮らしと教育を守る一票をたくしてください」と支持を訴えました。

 演説を聞いて選挙があることを知った男子大学生(20)は「日本がアメリカと一緒に戦争をすることになったらたいへん。二十歳で初めての一票を憲法九条を守る笠木さんに入れたい」。子ども連れで演説を聞いていた厚木市在住の鈴木都さん(40)は「パートで働いていますが本当に待遇をよくしてほしい。子どものために憲法を変えないでほしい」と期待を寄せていました。