2006年12月15日付「しんぶん赤旗」南関東版に掲載

福祉の心もった県政へ

流れは変えられます

党山梨演説会 県議候補らが決意


 志位和夫委員長を迎えて十三日開かれた山梨県の日本共産党演説会で、一月四日告示の知事選をたたかう石原秀文候補、四月の県議選の、こごし智子候補(甲府市区、定数九)、名取やすし候補(南アルプス市、定数三)、参院選の谷川智行比例候補、花田仁選挙区候補らが決意表明しました。

 石原知事候補は、「痛みに苦しんでいる県民に手を差しのべるのが県政。ところが山本県政は、その役割を放棄している」と批判し、弱い人に光をあて、安心して暮らせる県政をつくりたいと抱負をのべました。

 「福祉の心を届ける大事な議席」(志位委員長)のバトンを石原秀文県議から受けるため奮闘している、こごし候補(甲府市議)は介護保険、障害者の施設を訪問し、ベッドをとりあげる、保険料を払っているのにサービスがうけられない事態に悲鳴があがっているとのべ、「もっと優しい温かい政治をいっしょに実現しましょう」とよびかけました。

 中岡晴江県議と交代する名取候補は、中部横断道建設を新直轄方式でつくるといって県民の税金三百二十億円がつぎこまれようとしていることを批判し、「予算の使い方を子どもと県民のくらしを応援する、地元の仕事を増やす方向に切り替えたい」と訴えました。

 谷川参院比例候補は、山梨県医師会長と懇談したときのもようにふれ、「政治があまりにもひどいという声が広がっています。政治の流れを変えることはできます」と語りました。花田参院選挙区候補は、商工会からも中小企業は大変だという声が寄せられたことをのべ、「保守層、無党派層との共同が広がっています。この可能性をくみつくし、知事選・いっせい地方選・参院選に勝利したい」と決意をのべました。