2007年3月28日付「しんぶん赤旗」南関東版に掲載

山梨県議選

志位委員長が応援

福祉守る議席必ず

こごし(甲府)、名取(南アルプス)候補へ引継ぎを


 三十日告示の山梨県議選(四月八日投票)の勝利をめざし、日本共産党の、こごし智子県議候補(甲府市)と名取やすし県議候補(南アルプス市)は二十六日、志位和夫委員長の応援を受けて、甲府駅前、南アルプス市櫛形生涯学習センター駐車場でそれぞれ訴えました。


写真

(写真)志位和夫委員長(左)の応援をうけ訴える、こごし智子候補=26日、甲府駅前

写真

(写真)聴衆の声援に応える志位和夫委員長(左)と名取やすし県議候補=26日、南アルプス市

 どちらも現職から新人へ交代する大変な選挙区です。街頭演説を成功させようと、両市の中心部には、「志位委員長来る」の看板二百枚が出され、会場周辺には「三十人学級の実現を」などののぼりも立てられました。

 甲府駅前、南アルプス市とも五百人の参加があり、南アルプス市では、同市で開かれた演説会としては過去最高。

 こごし候補は、むだな大型開発や一人九十万円もする県議の豪華海外視察をやめ、国民健康保険料・介護保険料の引き下げ、中学三年生までの三十人学級を実施することなどを紹介。「くらしと福祉優先の元気で温かい街づくりのためにともに政治を変えていきましょう」と訴えました。

 熱心にメモをとっていた男子学生(20)は「福祉を大事にする、こごしさんの訴えに共感を持てた」とのべ、伏見佐知子さん(69)=自営業=は「共産党にはむだな大型開発という『間違った活性化』をただすことと、福祉や中小業者への支援に期待します」と語りました。

 石原秀文前県議もあいさつし、いっせい地方選挙後半戦の甲府市議選挙にのぞむ五人の候補者も紹介されました。

 名取県議候補は、「子育てアンケート」に寄せられたお母さんたちの切実な声を紹介し、「小六までの医療費無料化、高齢者医療費助成の拡充や中小業者の仕事を増やすことなどに全力をつくします」と訴えました。

 共産党の演説会は初めてという青年(25)は「名取さん当選のためにやれることは何でもやりたい」とその場で入党。南アルプス市小笠原の女性(48)は「(大勢集まって)頑張れば勝てると思った」と話し、同所の依田繁雄さん(70)は、「自民党を応援しても損をする。年寄りの負担を軽くしてほしい。名取さんの若さにも期待しています」と語りました。