2007年4月8日付「しんぶん赤旗」に掲載

暮らし・憲法守る一票 日本共産党へ

いっせい地方選 前半戦

大接戦、大激戦 きょう投票

最後の瞬間まで頑張りぬこう


 大接戦、大激戦のいっせい地方選挙前半戦はきょう八日が投票日です。「命と暮らしのかかった選挙。絶対に勝ちぬこう」―十三都道県知事選、四十四道府県議選、政令市長選、十五政令市議選、東京都議補選で必ず前進をと、全国各地の日本共産党の支部、後援会は七日、「一本の電話、一枚のビラが有権者の心を動かす」を合言葉に、メガホン宣伝、電話での対話・支持拡大、ビラ配布に全力を尽くしました。志位和夫委員長が埼玉、千葉で県議選・政令市議選候補を応援、東京・新宿では吉田万三知事候補(革新無所属、日本共産党推薦)の支持を訴えるなど駆け巡りました。市田忠義書記局長は京都、大阪、兵庫を遊説。幹部・国会議員も全国で終日、気迫を込めて党候補への投票をよびかけました。


 県議選、政令市議選では、志位委員長は「地方政治の争点は、自民、公明に民主も加わった『オール与党』対日本共産党の対決。日本共産党に三つの願いを託してください」と最後の訴えに力を込めました。

 「庶民への大増税ストップの願いは共産党に」――志位氏は、定率減税の縮小・廃止と年金課税の強化に端を発する庶民増税・負担増を告発。「国が増税の波をかぶせてきたら、住民を守ってこそ自治体だ」とのべ、住民税増税に賛成し、介護保険料の値上げなど負担増の追いうちをかける自公民「庶民増税三人組」への審判を呼びかけました。

 「共産党をのばして、自治体に『福祉の心』をとりもどそう」――志位氏は、福祉と暮らし向けの施策を削りに削る「オール与党」政治を厳しく批判。一方で巨大開発、大企業に札束をばらまく誘致補助制度に巨額の予算をつかう「逆立ち」政治を批判し、「そんなカネがあるなら、福祉、教育、暮らしにまわそう」と呼びかけました。

 「憲法九条を守れの願いはこぞって共産党に」――志位氏は、改憲手続き法案の強行の動きや、「従軍慰安婦」問題で歴史をゆがめる発言など安倍政権の暴走を批判。「過去の侵略戦争に反省のない勢力が海外で戦争をする国づくりをする。ここに重大さがある」とのべ、「『オール与党』は『オール改憲勢力』。九条守れの声は日本共産党に」と呼びかけました。