2007年9月11日(火)「しんぶん赤旗」

志位委員長、王中国大使と懇談


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(写真)王毅中国駐日大使(左)と懇談する志位委員長(中)、小池政策委員長(右)=10日、衆院第1議員会館

 日本共産党の志位和夫委員長は十日、国会内で離任あいさつに訪れた王毅駐日中国大使と親しく懇談しました。

 王大使は、三年間の日本での仕事をふり返り、「朝野各界の協力と支援のなかで日中関係改善の使命を果たせた」と述べるとともに、そのために日本共産党が果たした役割に感謝を表明しました。

 志位委員長は王大使の労をねぎらいつつ、日本共産党と中国共産党との関係が多面的に発展していることを喜んでいると述べました。志位氏はまた、「国連憲章にもとづき、異なる文明と価値観が平和的に共存できるのが二十一世紀の世界のあるべき姿だ」と指摘。王大使は「その通り」と同意しつつ、中国が国内で「調和のとれた社会」の建設を進めるとともに、国際社会に向けて「調和のとれた世界」をつくることを呼びかけていると紹介しました。

 懇談には、日本共産党から小池晃政策委員長・参議院議員らが、中国大使館から林欐参事官、楊宇大使秘書官が同席しました。