2008年5月25日付「しんぶん赤旗」首都圏版に掲載

党に注目の新しい情勢実力つけ総選挙勝利を

志位委員長あいさつ

神奈川県党後援会が総会


 日本共産党神奈川県後援会の第二十七回総会が二十四日、横浜市西区で開かれ、志位和夫委員長が衆院南関東比例候補としてあいさつしました。

 拍手を受けて登壇した志位委員長は、日本共産党がこの間、米国いいなり、財界中心の自民党政治の枠組みをおおもとからただす攻めの論戦を挑み、労働者派遣法の改正や後期高齢者医療制度の廃止、農業と食料の再生プランなど日本共産党の提案と論戦が情勢を動かしていることを強調。「どの問題でも共産党の綱領と政治の問題が響きあい、共鳴する情勢がつくられてきたことに確信をもってがんばりましょう」とのべました。

 「さらにもっと深いところでも共鳴が広がっています」とのべた志位氏は、「資本主義の限界」がテーマで出演した民放テレビ番組のやりとりにふれながら、貧困、投機マネーの暴走、環境破壊など、資本主義の矛盾が深刻になるもとで、マルクスや、日本共産党が注目されている新しい情勢を紹介。

 これらの情勢の進展に確信をもつことをよびかけつつ志位氏は、「総選挙に勝利するにはどんなに面白い情勢でも実力をつけなければよい結果にはならない」とのべ、党を語る「大運動」をすすめ、党員、「しんぶん赤旗」読者を増やし、衆院南関東ブロックで二議席をかちぬくため「がんばりましょう」とよびかけました。

 総会では主催者を代表して増本一彦代表委員があいさつし、小池潔党県委員長が報告しました。日本共産党の、はたの君枝、藤井みどり両衆院比例候補、各小選挙区候補らが紹介され、はたの候補があいさつしました。