2008年7月30日(水)「しんぶん赤旗」

四川大震災支援感謝レセプション

志位委員長、救援募金渡す


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(写真)崔天凱中国大使(右)に救援募金を渡す志位委員長=29日

 日本共産党の志位和夫委員長は二十九日、都内で開かれた崔天凱(さいてんがい)中国大使が主催する四川大地震支援に感謝するレセプションに出席しました。

 最初に四川大地震の犠牲者に一分間黙とう。その後、被災地の状況や日本からの支援をまとめたビデオが放映されました。会場には四川大地震の被害状況や救援活動、被災地の再建の様子、日本での支援活動を伝える写真パネルが展示されました。ビデオや写真では、日本共産党の支援の取り組みも紹介されました。

 崔大使は、被災地に対する日本政府と国民の支援に改めて「真摯(しんし)な感謝の意」を表するとともに、「人間愛と人道主義の光は、両国国民の心に永遠に残るでしょう」とあいさつ。日本側を代表して、河野洋平衆院議長があいさつしました。

 被災地の復興にあたる四川省の県政府の代表が、現地の最新の状況を報告しました。

 これに先立ち志位委員長は、五百六万七千六百三十五円の救援募金(第三次分)を崔大使に渡し、「被災者のみなさんに改めてお見舞いを申し上げるとともに、被災地の一日も早い復興を願っています」と述べました。

 日本共産党は、五月十二日の地震発生後から被災者救援の募金を受けつけ、五月二十九日、六月十六日にそれぞれ千四百一万円、千六百八十三万円を中国大使館へ届けました。レセプションには、緒方靖夫副委員長・国際局長も参加しました。