2009年3月4日(水)「しんぶん赤旗」

志位委員長質問動画 3万5000回再生

「運動大きく」と反響
「真の政党の姿を見た」


写真

(写真)インターネットでアクセスが増える志位和夫委員長の2月4日衆院予算委員会質問の動画

 大企業による無法な「派遣切り」を告発し、解雇を撤回させる道をひらいた日本共産党の志位和夫委員長の質問(二月四日)が、インターネットで反響を広げ、たたかいの大きな力になっています。質問の動画は二月だけで三万五千回、再生されました。

 日本共産党のホームページとユーチューブの日本共産党チャンネルに寄せられた感想や書き込みは百二十件以上にのぼっています。

 「短時間聞く予定でしたが、実態や追及する迫力にひきつけられて最後まで見てしまいました」「志位さんと一緒に自分も追及しているような気持ちで見ました」「テレビでも見ましたが、もう一度こちらで見てしまいました」などと共感が広がっています。

 生々しい実態を告発し、たたかいをきりひらく答弁を引き出した質問に対して、「事実にもとづく的確な論理的質問、展開に大きな説得力と迫力を感じます。さすが共産党、労働者国民の本当の味方です」「批判するだけでなく、苦しんでいる労働者の現実を一歩でも二歩でもどう前進させるか練りに練った質問だと感じました。パフォーマンスではない、真に労働者に寄り添う政党の姿を見た」などの感想が続いています。

 支持者ではないという人からも「共産党が現場の労働者によく取材され、国会の場でどの政党よりも具体的に紹介してくれたことに感謝したい」との感想が寄せられました。

 「九年以上同じ派遣先で仕事をしてきて今月末に『派遣切り』にされる」などと職場の実態を告発したり、質問を力にしたいという意見も目立ちます。

 動画共有サイトでは視聴者同士が「現行法で十分対応できるな」「そうだね、今すぐできる」とやりとりしたり、「私のまわりにも雇い止めになった人がいるが、仕方ないのではないということがわかった。労働者の希望になる、勇気を与えてくれた」「志位さんが引き出してくれた重要な答弁をテコに運動を大きく強めたい」との声が相次いでいます。