2009年6月27日(土)「しんぶん赤旗」

「共産党が伸びれば政治が変わる」

元気に訴えよう

都議選予定候補者会議開く

志位委員長が助言


 日本共産党東京都委員会は26日、東京都議選(7月3日告示、12日投票)での勝利をめざし、予定候補者会議を渋谷区の党本部で開きました。志位和夫委員長が出席し、「『日本共産党が伸びれば政治が変わる』ことを訴え、元気いっぱいで頑張ろう」と語りました。会議は予定候補者の活動経験を交流するため開かれたもので、党中央から大幡基夫選対局長が出席しました。

 若林義春都委員長が報告に立ち、国政でも都政でも日本共産党が掲げてきた主張が都政の焦点になっていると紹介。自民・公明・民主の「オール与党」による日本共産党締め出しの“反共シフト”を打ち破り、党躍進を勝ち取るため、予定候補者の役割が決定的だとして、投票日まで2週間余となった予定候補者活動の留意点について述べました。

 発言を行った志位氏は、いっしょに演説したどの予定候補者の訴えも「胸を打つものだった」と述べたうえで、都議選では、自公民「オール与党」か日本共産党かという、「都議選の対決構図を都民に分かってもらうことが大事だ」と強調。とくに民主党が「オール与党」の一員である実態を隠して「野党ポーズ」を取っていることを「都民をあざむくものだ」と批判しました。

 都議選の焦点について、高齢者福祉や医療破壊、30人学級など日本共産党と都民の運動が、都民の願いを拒み続けてきた都政を追い詰めていると強調し、「日本共産党が伸びれば都民の願いが実現できることを訴えることが大事です」と語りました。

 国政にかかわる問題では、日本共産党そのものの値打ちとして「都民の暮らしを守り政治にスジを通す党」であることをさまざまな角度から語ることが重要だと強調しました。

 予定候補者からは、公開討論会で日本共産党の値打ちを浮き彫りにした経験や、街頭演説、幅広い層の人たちとの対話などについて報告されました。

 最後に志位氏が参加者の質問に答えるとともに、「健康に気をつけて元気いっぱいたたかい、いい結果を出しましょう。都議選勝利に向け私もみなさんといっしょに頑張り抜きます」と述べました。