2009年7月9日付「しんぶん赤旗」に掲載

志位氏の訴えに共感

都政への願い共産党に託す

演説聞いて今度は応援する


 「あと数日間のたたかいに勝負がかかっています。支持の輪を広げに広げ、日本共産党の候補者を押し上げてください」―。日本共産党の志位和夫委員長は8日、東京都目黒区、八王子市、日野市内2カ所、町田市で都議選での前進を各都議候補とともに力強く訴えました。

 目黒区(定数3)は、沢井正代候補(新)が自民、公明の各候補と2人の民主候補を猛追。8人が立候補する八王子市(定数5)では、清水ひで子候補(現)が現有議席の死守に奮闘し、日野市(定数2)では、村松みえ子候補(現)が自民、民主と激しく競り合っています。町田市(定数3)は5人が立候補し、細野りゅう子候補(新)が議席獲得をめざし猛追しています。

 中目黒駅前では、強風がふきつけるなか、サラリーマンらが足を止めて演説の輪に加わります。「仕事の昼休みにちょうど演説をしていたから」という女性(57)は「『三つの願いを』と強調していたけれど、福祉充実の願いがやっぱり一番。政策の中身では、自民も民主も何をしたいのか見えてこない」と話していました。

 八王子駅前で2歳と4歳の子どもと一緒に演説を聞いていた大内正子さん(35)は「子どもが急に熱を出したときなど24時間体制でちゃんとした医療をしてくれる病院があるか、ないかでは安心感が大きく違う。病院存続の願いを都政に届けたい」と期待を語りました。

 日野市の豊田駅前でじっと演説を聞いていた女性(39)は「一時期、民主党に期待したこともありましたが、演説を聞いて、今度は共産党の村松さんを応援しようと思います」と話していました。