2009年10月5日(月)「しんぶん赤旗」

新しい国会で要求実現へ全力

志位委員長、土建まつりで交流

千葉・船橋


 千葉土建一般労働組合(千葉土建)船橋支部主催の第13回ふなばし土建まつりが4日、船橋市の薬円台小学校校庭で行われ、日本共産党の志位和夫委員長が出席し、地元の市民と交流しました。

 ステージで紹介された志位委員長は、「“土建まつり”が、建設で働く仲間のみなさんと、地域のみなさんが一緒になって、暮らし、仕事、地域振興をめざす連帯と共同の場として、年々発展していることはすばらしいことです」とあいさつ。そのうえで、建設で働く仲間の切実な要求として、(1)建設国保の育成・強化のために、特別助成の満額確保、後期高齢者医療制度の速やかな撤廃、医療保険制度の一元化を許さないこと、(2)木造建設の振興をめざし、とくに住宅耐震改修と住宅改修(リフォーム)への助成の拡充・創設をはかること、(3)千葉県野田市で全国にさきがけて実現した「公契約条例」を各自治体や国に広げ、建設で働く労働者の賃金・労働条件をよくすること―の三つをあげ、「建設不況のもとでがんばっているみなさんとしっかり連帯し、新しい国会で、『建設的野党』としてこれらの仕事をしっかりおこなうことをお約束します」と表明しました。

 秋晴れのもと、家族連れなど約3000人が参加。丸太切り大会などに子どもたちや職人が腕をふるいました。参加した女性(65)は「志位さんはいいことを言ってくれてありがたく思っている。国民のためにがんばってもらって政治がよくなることを期待したい」と話していました。

 丸山慎一県議、石川敏宏市議、船橋市を選挙区に先の衆院選をたたかった斉藤和子党県青年学生部長らが参加しました。