2009年10月31日付「しんぶん赤旗」

政治前進へ運動が大事

志位委員長と傍聴者が懇談


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(写真)代表質問傍聴者と懇談する志位委員長=29日、衆院第2議員会館

 日本共産党の志位和夫委員長は29日の代表質問終了後、南関東3県や首都圏から傍聴に駆け付けた約70人の人たちと懇談しました。

 雇用・失業に対する緊急対策や後期高齢者医療、沖縄基地問題など鳩山首相の答弁について志位氏は「どの問題でも国民が転換を求めている肝心要の問題で転換するという態度は示されませんでした。国民の運動がこの行方を決めます。ともに頑張りましょう」とあいさつしました。

 日産関連の非正規労働者の解雇の撤回を求め裁判をたたかう労働者は、「次の仕事が見つかるまで、安心して生活できるよう失業給付を延長してほしい。大きく行政を動かすために共産党の力がどうしても必要」と話しました。参加者から「志位委員長への鳩山首相の答弁は先送りばかり。前に進めるために私たちの運動が大事」「後期高齢者医療はただちに廃止するために地元に帰って頑張りたい」などの声がありました。

 懇談では田村智子参院比例候補、はたの君枝南関東ブロック国政対策委員長、国政選挙をたたかった候補があいさつしました。