2010年2月10日付「しんぶん赤旗」首都圏版に掲載

たたかい進め政治変えよう

志位委員長と傍聴者懇談


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(写真)傍聴者と懇談する志位委員長=8日、衆院第1議員会館

 日本共産党の志位和夫委員長が大企業に労働者の安定した雇用と中小企業との公正な取引の責任を果たさせるよう求めた8日の衆院予算委員会での質問には、首都圏から57人が傍聴に詰めかけました。

 傍聴者との懇談で志位委員長は、鳩山首相が労働者派遣法改正にかかわって、専門26業務の見直しの必要性を認めたこと、「日本の宝」である町工場の灯を消さないようにしたいと表明したことを報告。「引き続き労働者と中小企業を守るたたかいを進めていきたい」とのべました。

 懇談に参加した傍聴者からは「大学の学費の無料化の展望は」「安心して介護の仕事ができる方向を打ち出してほしい」など日本共産党への期待と要望が次々出され、志位委員長は「耳を澄ましてみなさんの声の代弁者となって頑張りたい」と応じていました。

 傍聴した東京の大学生(24)は、「大企業・親会社が下請け代金を買いたたいているのに、公正取引委員会が勧告処分を出したのは1件しかないなど、初めて聞く話で勉強になりました。労働者や中小企業という日本の経済を支えている部分がうまくいくように政治を変えなければ」と話しました。