2010年2月20日付「しんぶん赤旗」

東京から参院選必勝へ

小池氏が事務所開き

「宝の議席必ず」 志位委員長あいさつ

多彩な来賓


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(写真)事務所開きで決意表明する小池晃政策委員長・参院議員(手前)=19日、東京都千代田区

 7月の参院選で、比例5議席とともに、東京選挙区での必勝を目指す日本共産党の小池晃参院議員・政策委員長の事務所開きが19日夜、都内で行われました。ジャーナリスト、映画監督、民主団体の幹部など多彩な人々が激励に駆けつけ、志位和夫委員長があいさつしました。

 来賓のあいさつで、映画監督の神山征二郎さんは、「小池さんはこれからの日本、世界に必要な政治家。ぜひみなさんと応援して、東京で議席をとりたい」と話しました。

 ジャーナリストの岩見隆夫さんは、「小池さんは、論客としては五指に入る。その人の話を聞きたくなるような雰囲気では政界ナンバーワンかもしれない」と語り、「私は、共産党は良心の党だと思っている。その一番の表れは、政党交付金を受け取っていないことだ」と述べました。

 志位委員長は、後期高齢者医療制度に対する徹底追及など小池氏の抜群の論戦力を紹介するとともに、「あのあたたかい雰囲気は、本当に困っている方々の声を聴き、その代弁者になろうとするところからきていると思います」とあいさつ。「小池さんの議席は、都民、国民にとって、宝の議席です」と、比例区から移る小池氏の必勝でぜひ東京の党議席を復活させていただきたいと支援を呼びかけました。

 小池氏は「命を守るために日本の政治の病気を治さなければいけないと12年間頑張ってきた」と発言。「多くの人々に希望の灯をともし、実現する仕事に全力をあげたい。比例で日本共産党の5名を必ず当選させるとともに、私を必ず東京選挙区から国会に送ってください」と訴えました。

 会場に駆けつけた前進座の嵐圭史さん、政治解説者の篠原文也さんら各界からあいさつがあり、経済同友会終身幹事の品川正治さんは、「共産党、小池さんでないとできない問題が山積している。次の参院選までにアメリカ、大企業をどう問えばいいのかという国民の声が必ず起きる。今日の熱気で小池さんの当選を心からお願いしたい」と話しました。

 日本共産党の田村智子参院比例候補が決意を表明。笠井亮、高橋ちづ子両衆院議員が紹介されました。