2010年5月5日(水)「しんぶん赤旗」

国連原爆展テープカット

事務次長「重要なこと」


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(写真)国連本部ロビーで日本被団協の原爆展テープカットをする人たち=3日、ニューヨーク(林行博撮影)

 【ニューヨーク=西村央】核不拡散条約(NPT)再検討会議の開幕にあわせてニューヨークの国連本部ロビーで始まった日本被団協の原爆展のテープカットが3日午後行われ、日本共産党の志位和夫委員長が日本被団協の坪井直代表委員などとともにテープにはさみを入れました。

 開幕にあたってあいさつした赤阪清隆国連事務次長は「国連事務総長が核廃絶を最優先事項の一つと指摘しており、この時期に広島、長崎の被爆の実相をつたえる原爆展を開くのはタイムリーで重要なこと」と指摘。高須国連代表部大使、川口元外相とともに、日本共産党の志位委員長、笠井衆議院議員、井上参議院議員を紹介しました。

 志位委員長らはテープカット後、日本から駆けつけた被爆者と懇談しました。