2010年6月3日(木)「しんぶん赤旗」

志位委員長先頭に街頭へ

新宿 小池参院議員・田村氏ら訴え


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(写真)首相の辞任表明をうけた緊急街頭宣伝で訴える志位委員長と小池参院議員、笠井衆院議員、田村参院比例予定候補ら=2日、東京・新宿駅東口

 日本共産党は2日、鳩山由紀夫首相の辞任表明を受けて全国各地で緊急街頭宣伝をおこないました。東京・新宿では志位和夫委員長が、小池晃政策委員長(参院東京選挙区予定候補)、田村智子参院比例予定候補、笠井亮衆院議員とともに訴え、参院選躍進への大きな支援を呼びかけました。

 志位氏は、鳩山首相の辞任は、普天間問題、「政治とカネ」、後期医療や派遣労働の問題など、あらゆる問題で、国民の期待と自らの公約をふみにじってきたことが、国民的な怒りを広げた、追い詰められた結果だとのべるとともに、「これは昨年の総選挙で国民が自公政権への退場の審判を下したうえで、民主党政権に対してもその実体を見抜き、日本の未来を開くほんとうに新しい政治とは何かを探求するプロセスがさらに進んだことを意味する出来事だと思います」とのべました。

 そして、鳩山内閣の数々の裏切りの根本に、「アメリカと財界にモノが言えない政治」があるとのべ、アメリカに対しても、財界に対しても、相手も否定できない事実と道理をもって働きかけてきた日本共産党の姿を、自身の訪米での活動もまじえて紹介。「参議院選挙でこの党をのばしてこそ、いまの政治の行き詰まりを打開し、国民が希望と展望の持てる新しい政治への道が開けます」と訴えると、聴衆から大きな拍手とともに「頑張れ」の声があがりました。