2010年6月16日付「しんぶん赤旗」

新基地反対のストラップ志位委員長に手渡す

沖縄在住のカナダ人 ケンさん


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(写真)「沖縄 NO BASE!」のストラップをつけた志位委員長と握手するケンさん=15日、東京渋谷区の党本部

 沖縄・普天間基地問題をめぐって、在日カナダ人の中村ヒューバー・ケンさん(38)=沖縄県の英語講師=が、名護市辺野古への米軍基地建設反対をアピールする「沖縄 NO BASE!(米軍基地いらない)」と書かれたイエローストラップを作り、ことし4月の沖縄県民大会の参加者数と同じ9万個の普及にとりくんでいます。15日に日本共産党本部を訪れ、志位和夫委員長にもストラップを手渡し、がっちり握手しました。

 ケンさんは15年前に仕事で、カナダ・バンクーバーから沖縄県に移住しました。「びっくりしたことは米軍基地のなかに街があった。英語教室も基地のすぐそばにあって爆音がすごい。普天間基地所属の大型輸送ヘリコプターが沖縄国際大学に墜落、炎上した事故(2004年8月)も偶然、間近でみた」と話します。

 沖縄県民大会などで、沖縄県民が普天間基地の県内移設に反対の意思を示しているにもかかわらず、「名護市辺野古への基地建設案がでてきた。自分でも何かできることはないかとストラップを作った。『これは何? どういうこと』と、沖縄基地問題の話のきっかけになれば、うれしい」と話します。

 問い合わせのメールアドレスは、nobaseyellow@gmail.com