2010年7月8日付「しんぶん赤旗」に掲載

“返すなら増税するな”共感

志位委員長、甲府で訴え


 日本共産党の志位和夫委員長は7日、マスコミが「注目区」と報道し各党の党首クラスが相次いでマイクを握る山梨県のJR甲府駅前で花田仁選挙区候補、岡崎裕比例候補の応援にたちました。

 「近所だから民主、自民、社民の党首や大物の演説を聞きにきた」という主婦(35)は「全部の方と握手して迷っていたけど、志位さんは穏やかな話し方で最後まで分かりやすく話してくれた。消費税は困るし『後で返すなら取るな』はその通り。もう(共産党に)決めちゃいます」と話しました。

 共産党の演説を初めて聞いた甲府市の山田豊子さん(62)は「話に迫力があって感激。消費税や沖縄の基地のこととか庶民の立場、気持ちをよく理解してくれる党だと思いました」と語りました。

 32歳の男性は「志位さんは初めて。10年間契約社員でリーマン・ショック時に解雇された。共産党は庶民に優しい政党で偏見なく見て一番だと思う。雇用を何とかしてほしいし、消費税も取るべきところから取ってほしい。結構前から注目してました。頑張ってください」と話しました。