2011年8月25日(木)「しんぶん赤旗」

TPPいらない

27日に東京で緊急集会

志位委員長あいさつ


 関税を撤廃し、くらしや健康を守る制度も緩和・撤廃することになる環太平洋連携協定(TPP)参加反対を訴えようと、生産者や消費者など幅広い団体が共同して「TPPはいらない! 緊急集会」を27日(土)に東京・日比谷公会堂で開催します。

 全労連、全農協労連、農民連、新日本婦人の会などでつくる全国食健連(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会)がよびかけた同集会実行委員会が主催。実行委員会には、食健連加盟団体以外にも、主婦連合会、日本消費者連盟などが加わっています。

 集会では、日本共産党の志位和夫委員長が来賓あいさつします。

 菅内閣は、大震災のためTPP交渉参加の政治判断を先送りしていましたが、財界やアメリカの圧力で新たな動きがでています。

 全国食健連の坂口正明事務局長は、「アジア太平洋経済協力会議(APEC)などがある秋は大きなヤマ場だ。政権がどうなろうとも、TPP反対の声や運動を集会を結節点にさらに大きくしていきたい」と、参加を呼びかけています。

 集会は午後1時から2時半まで。だれでも参加できます。集会後は千葉埼玉、茨城の各県から持ち寄ったトラクターや軽トラックを先頭にして銀座をパレードします。