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2011年11月26日(土)
 （写真）懇談するこのたび離任するグエン・フー・ビン駐日ベトナム大使（右）と志位和夫委員長（左）＝25日、党本部 |
日本共産党の志位和夫委員長は２５日、近く離任するベトナムのグエン・フー・ビン駐日大使と党本部で懇談し、歓送しました。
ビン大使は、４年近い赴任期間中、両国の政府、国民の関係とともにベトナム共産党と日本共産党との関係が順調に発展したことを喜び、日本共産党の協力に感謝しました。とくに理論交流の意義を強調しました。
志位委員長は大使の労をねぎらい、ベトナムの抗米救国戦争の時代にはじまった日本共産党とベトナム共産党の関係が近年、４回にわたる理論交流開催や、世界とアジアの平和、とりわけ核兵器廃絶問題での協力を通じて、実り豊かに発展していることを喜んでいると語りました。
ビン大使は帰国後、グエン・フー・チョン書記長をはじめ指導部に、志位委員長からのあいさつと日本共産党からの友誼（ゆうぎ）を伝えたいとのべました。
志位氏は、ベトナムが帝国主義とたたかった不屈の歴史を持っていること、ベトナム共産党も理論を大事にしていることなどをあげて、ドイモイの成功への期待を表明しました。両氏は、日本とベトナムの文化、経済の関係や世界経済危機の問題など、さまざまな話題についてなごやかに語り合いました。
懇談には緒方靖夫副委員長・国際委員会責任者、田代忠利国際委員会委員が同席しました。
