2012年9月22日(土)

「国民的には不信任」

野田氏再選 志位委員長が強調


 日本共産党の志位和夫委員長は21日、野田佳彦首相が民主党代表に再選されたことについて国会内の記者会見で聞かれ、「野田首相は民主党内の選挙では勝っても、国民的にはすでに不信任が下されている。すみやかな解散・総選挙で国民の審判をあおぐべきだという私たちの立場に変わりはない」と述べました。

 志位氏は、「野田政権は、国民との関係では、消費税増税、原発再稼働、TPP推進、オスプレイ配備など、国民の大多数あるいは過半数が反対していることをごり押ししてきたというのが実態だ」と強調。「民意と全くかけ離れた代表が圧倒的大差で選ばれるということは、民主党という政党そのものが民意と全くかけ離れた存在だということを示している」と強調しました。