2012年9月3日(月)

「二重の審判」で大増税の実施阻止を

NHK番組 志位委員長が主張


 日本共産党の志位和夫委員長は2日、NHK番組「日曜討論」の各党代表インタビューに出演し、消費税増税法の成立強行を受けた次期総選挙と来年夏の参院選について、「私たちは、『二重の審判』を呼びかけて、大増税の実施を何としても阻止したい」と語り、躍進への決意を表明しました。(詳報)

 番組のなかで志位氏は「増税法案は強行されましたが、実施は2014年の4月からで、それまでには必ず総選挙と参院選挙がおこなわれます」と指摘。(1)民主・自民・公明3党の“増税連合”にきびしい「ノー」の審判を下す(2)どの党を伸ばせば消費税増税阻止の一番の力になるのか―「二重の審判」を呼びかけたいと訴えました。

 そのうえで、「日本共産党は、政治の姿勢を大本から変えれば、消費税に頼らなくても、社会保障を充実し、財政危機を打開することは可能だということを、具体的に明らかにした『提言』を示しています」と強調。「『消費税に頼らない別の道がある』―この責任ある対案を掲げている日本共産党を伸ばすことが、増税阻止の一番の力になることを大いに訴えていきたい」と語りました。