2012年12月22日(土)

国民は原発認めたわけではない

官邸前行動 志位委員長がスピーチ


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(写真)原発ゼロを訴える志位和夫委員長。右は笠井亮衆院議員=21日、国会正門前

 日本共産党の志位和夫委員長は21日、笠井亮衆院議員とともに、総選挙後初となる官邸前行動に駆けつけ、官邸前や国会正門前など3カ所で、「たたかいはこれからです。今日を新しい出発点にして、すべての原発がなくなるまで、みなさんと頑張りぬく決意です」と声をあげ、選挙後も変わらない連帯の意思を表明しました。

 志位氏は、自民・公明が連立政権合意で再稼働を容認する方針が報じられたことについて、「勘違いしてもらっては困ります。今度の選挙で国民は原発を認めたわけではないということをはっきり言いたい」と訴えると、「そうだ!」の大声と拍手が。

 “大勝”した自民党が比例票でいえば全有権者のわずか15%しか票を得られていないことにふれたうえで、「自分たちが多数を占めたと思って再稼働を進めるのは絶対に許されない。直ちにすべての原発をなくせ」と訴えると、集った参加者は「そうだ、そうだ!」と声をあげ、共感の拍手がわき起こりました。

 弁護士の宇都宮健児氏が参加し、あいさつしました。