志位和夫 日本共産党

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南関東ブロックの活動

2014年10月2日付「しんぶん赤旗」に掲載

内閣打倒宣言に勇気

代表質問

「国民の怒り代弁」

志位委員長と傍聴者懇談


 日本共産党の志位和夫委員長は1日の衆院代表質問の後、東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県から来た約20人の傍聴者と国会内で懇談しました。

1人が入党決意

写真

(写真)代表質問を傍聴した人たちと懇談する志位和夫委員長=1日、衆院第1議員会館

 傍聴初参加者が目立ち、志位氏が「この機会に入党を」と勧めると1人が決意。「質問したかいがあった」と握手する志位氏。会場は拍手に包まれました。

 集団的自衛権、経済問題、沖縄、原発の問題について具体的に質問した志位氏は、「安倍首相はまともな答弁が一つもなかった」と指摘。「異論に対して正面から議論する能力も意思もないことを示した。国民の世論と運動で倒していくしかない」と呼びかけました。

 「安倍政権を倒すには、どうしたらいいのですか」との質問に、志位氏は「沖縄県知事選など、一つひとつの国民的運動を発展させ、勝利して包囲網をつくることが大切です」と答えました。

 会社で半日休暇をとって傍聴に参加した台東区に住む北川由美さん(51)は、「社会保障の切り捨てや消費税増税など、私が毎日怒りを感じていることを志位さんが切り込むのを見て胸がいっぱいになった。安倍首相は何一つまともな答弁をせず、問題を解決しようという姿勢が感じられない」と話しました。

 初めて傍聴した鎌倉市に住む会社役員の男性(67)は「志位さんの質問は迫力があり具体的だった。安倍首相は論点をはぐらかし逃げの一手に終始していて不誠実」といいます。

 初参加の千葉県松戸市の男性(42)は「『消費税はあがってもしょうがない』という自民党のやじは頭にきた。国民の苦しみを分かっていない。こんな政権は早く終わるべきだと実感した。志位さんは国民の怒りの声を代表してくれている」と述べました。

 千葉県から参加した熊崎守司さん(82)は「内閣打倒の宣言は、聞く者に勇気を与え、決意を促したのではないか。うれしかった」と語りました。

 傍聴と懇談には、米倉春奈都議、畑野君枝神奈川県副委員長、大山奈々子神奈川県議候補も出席しました。