志位和夫 日本共産党

力をあわせて一緒に政治を変えましょう

主な活動

2017年2月28日付「しんぶん赤旗」に掲載

都議選勝利 沖縄連帯を

全国革新懇が代表世話人会

志位委員長出席


写真

(写真)議選や沖縄連帯のつどいについて議論する全国革新懇の代表世話人会=27日、東京都内

 全国革新懇は27日、代表世話人会を東京都内で開き、東京都議選(7月2日)や沖縄連帯のつどいなどについて議論しました。日本共産党からは志位和夫委員長が出席しました。

 議論では、都議選で「どういう都議会をつくるかが問われる」、「利権、私物化、情報隠しという都政の闇を歴代都知事と一緒につくり、巨大開発優先で福祉切り捨てを続けてきた自民、公明に、野党と市民の共闘で審判を下すことが必要だ」との意見が出ました。

 市民と野党の共闘を発展させるために、安保法制=戦争法廃止や沖縄基地問題などの各分野でたたかいを起こす中、次期衆院選に向け共闘を強めていく必要が語られました。

 国会論戦については、南スーダンPKO(国連平和維持活動)の自衛隊日報隠ぺいや、「共謀罪」法案をめぐる政府答弁の迷走、「天下り」、学校法人「森友学園」(大阪市内)への不透明な国有地売却など、政権の基盤を揺るがす重大問題が噴出していることに議論が集中しました。「森友学園」問題では、安倍晋三首相夫妻の関わりなど、さらに追及すべきだとの声が上がりました。

 新基地反対のたたかいで攻勢に立っているのは沖縄県民の側であり、辺野古新基地が争点の選挙ではすべて圧勝してきたとして、「ここに自信を持って頑張ろう」と呼びかけられました。

 「本土から沖縄をもっと激励するために、目に見える形でたたかいを」との発言も出ました。4月29日に東京で開く「沖縄連帯のつどい」の成功に向けて取り組むことを確認。総がかり行動実行委員会が4月19日の沖縄問題での行動のほか、別途、署名提出も行うことも紹介されました。

 保育や貧困問題で安倍政権への怒りの声が相次ぎ、「ヒバクシャ国際署名」、オスプレイの全国配備反対運動や、長時間労働解消、福島原発事故問題へ取り組む決意が語られました。全労連、新婦人、全商連の取り組みも報告されました。

 「市民と野党の共闘」を探求し多彩な人が登場してきた「全国革新懇ニュース」の普及をアピールし、大きな飛躍をつくろうと呼びかけました。