志位和夫 日本共産党

力をあわせて一緒に政治を変えましょう

TV発言

2017年2月16日付「しんぶん赤旗」に掲載

日テレ番組 野党共闘に注目

“魅力ある政策 成否わける”


 衆院選を見据えて野党共闘への注目が集まっています。15日の日テレ「ニュース・エブリィ」は、安倍政権を倒すために野党共闘を進める各党のキーマンを追いかけた企画報道を十数分にわたって放映。取材に当たった記者は「魅力ある政策の旗を掲げることができるかが野党共闘の成否をわける」と注目しました。

 取材を通じて「野党共闘を前に進める強い思いを感じた」と語る記者。番組では、日本共産党の志位和夫委員長や民進党の蓮舫代表、自由党の小沢一郎代表らのインタビューもまじえながら、「野党共闘の動きを象徴するできごと」として、日本共産党の第27回大会で民進、自由、社民の各党代表らがあいさつしたことなどを紹介しました。

 番組のなかで、蓮舫氏は「これ以上、与党を強くしては絶対にいけない。チームワークをもてる仲間とはしっかりたたかうというのは選択肢としてはもちろんとるべき戦術だ」とコメント。小沢氏は自宅で開いた新年会で「野党がトータルとして結集して選挙戦にあたることが次の総選挙で政権交代を可能にする唯一の方法だ」と述べている様子が映し出されました。

 インタビューに応じた志位氏は、日米安保条約などについての独自の考え方を野党共闘に持ち込まず、他の野党と一致する課題で共闘をすすめていると強調。「太い一致点で協力する。違う党なのだから違いはあって当然だけど相互に尊重する」ことが大切だと述べて、野党共闘を進める決意を表明しました。