2023年11月25日(土)

「三つの魅力」を輝かせ数万の民青への発展を

志位委員長が連帯あいさつ

（写真）あいさつする志位和夫委員長＝24日、東京都内

　日本共産党の志位和夫委員長は２４日、都内で開かれた日本民主青年同盟（民青）第４７回全国大会で連帯あいさつしました。

　志位氏は、民青が年間拡大目標を大きく突破する２７２５人の新しい仲間を迎えたことに祝意を表明。民青の大奮闘がこの前進をつくったと同時に、民青そのものが青年・学生にとって大きな魅力を持ち、その魅力を伝えれば大きな組織へ飛躍する条件があると強調しました。

　その上で志位氏は、民青の「三つの魅力」(1)青年の切実な願いにこたえ、その実現のために青年とともにたたかう組織(2)日本の政治の“二つのゆがみ”―「アメリカ言いなり」「大企業優先」のゆがみをただし、青年に希望を届けることができる組織(3)日本共産党綱領と科学的社会主義を学ぶことを目的に掲げている組織―について詳しく語りました。

　この中で志位氏は、パレスチナ・ガザ危機で即時停戦を口にしない日本政府、高学費、非正規ワーカーの増大などの根本には“二つの政治のゆがみ”があると解明。こうした社会の「理不尽」に対し「なぜ」との疑問の声を自由に出し合い、学びを通じて答えを見つけることができる場が民青だと力を込めました。

　志位氏は、民青の前身となる日本共産青年同盟（共青）が創立から１００年を迎えたことにふれ、世の中の不合理に屈しない戦前の共青の活動などを紹介。「共青の歴史的伝統を引き継ぐみなさんが『三つの魅力』を輝かせて数万の民青へとさらなる発展をとげることを心から願います」と述べました。