2023年12月20日(水)

志位委員長、東南アジア訪問

「外交ビジョン」発展へ出発

（写真）１９日、インドネシアに向けて羽田空港を出発する志位委員長（右から３人目）、田村副委員長（その左）ら日本共産党代表団

　【ジャカルタ＝井上歩】志位和夫委員長を団長とする日本共産党代表団は１９日、インドネシア、ラオス、ベトナムの東南アジア３カ国の訪問を開始し、同日最初の訪問国インドネシアのジャカルタに到着しました。

　今回の訪問は、東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）による東アジアの平和構築とＡＳＥＡＮインド太平洋構想（ＡＯＩＰ）の取り組みの課題や展望をつかむとともに、可能な協力と連携を探求することが目的です。ジャカルタではＡＳＥＡＮ事務局を訪問するほか、インドネシア政府高官との意見交換を予定しています。

　ラオスとベトナムでは、それぞれラオス人民革命党、ベトナム共産党の指導部とＡＳＥＡＮの取り組みのほか、地域・国際情勢と世界の諸課題、両党関係などについて意見交換します。

　志位委員長は出発にあたり、「ＡＳＥＡＮとＡＯＩＰの最新の到達点を生きた形でつかみ、可能な協力と連携を探求したい。訪問の成果を来年１月の党大会と党の『外交ビジョン』の発展にいかしていきたい」と抱負を語りました。

　日本共産党代表団の構成は次の通りです。志位和夫委員長・衆院議員（団長）／田村智子副委員長・政策委員長・参院議員（副団長）／緒方靖夫副委員長・国際委員会責任者／小林俊哉国際委員会事務局次長／井上歩国際委員会局員